個人事業主が健康診断を受ける方法
個人事業主になると、会社員の頃と違い、健康診断は義務でなく自己責任となります。
忙しいを理由に、なかなか動けていないとは思いますが、必要性やメリット、受診方法など調べていきます。
個人事業主が健康診断を受ける必要性とメリット
雇用されている労働者であれば、義務として、年1回受けることが定められています。
しかし、個人事業主には受ける受けないは各々の判断に委ねられています。
受診しない方も多くしますが、自分自身でしっかりと健康状態を管理する責任を負う必要があります。
万が一、健康を損なった場合にどうなるのか。
労働者は、有給休暇や労災、休業補償手当などを受けることが出来ます。
健康を損ねても、無収入になることはありません。
一方、個人事業主には給付制度はありません。
働けない=無収入を意味します。
労働者は時間に対して報酬を受けていますが、個人事業主は成果に対して報酬を受けているからです。
健康に対する意識向上に繋がる
健康診断を行う目的は、体の異常を早期に発見して、病気を初期のうちに治療することです。
と同時に、体の状態(身長・体重・血液・尿の値)を再認識して、客観的に知ることが出来ます。また、結果が良くない部分に対して、生活習慣を改善していくことができます。
個人事業主が受診できる健康診断
・市町村が実施している
→無料もしくは低料金、検査項目が少ない、日時が選べない
※大阪市
https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000370235.html#6
・病院やクリニック
→医療機関にて、予約できる。
→全額が自己負担になる。
→福利厚生サービスなどを提供しているものもある。
健康診断を受診する際の注意点
・費用は経費計上出来ない
・検査項目は幅広く、欠かさないよう内容を選ぶ
まとめ
健康診断は、身体が資本個人事業主だからこそ必要です。
面倒や忙しいを理由に、受診しないままだと後で後悔に繋がります。
年に1回、受診月を決めて、身体と向き合うことを考えましょう。