欲求をコントロールする(前編)
英語ではNEED、強く欲している状態。
欲求には、⓵一次的⓶二次的に分けられる。
一次的欲求
人間以外の動物にも当てはまり、食欲・運動欲・睡眠欲・性欲などがある。
これは、生命の維持や種の保存に不可欠なものである。
二次的欲求
社会において、貨幣・言語・力などを交換しながら暮らす人間の生活に不可欠であり、社会的欲求などと言われている。
これらを詳しく知ることで、ビジネスに活かせたり、自分のモチベーション等につなげることが出来るようになります。
ぜひ学んでいきましょう。
『マズローの法則』
これは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローさんが考案したものです。
これによると人間の欲求には、
①「生理的」
②「安全」
③「社会的」
④「承認」
⑤「自己実現」
の順に5段階があり、ピラミッド状の序列があります。
低次の欲求が満たされるごとに、もう一つ上の欲求をもつようになるとのこと。
①生理的欲求
→ 生命維持のため、最低限の欲求である。
「食欲」「睡眠欲」「性欲」
これらを満たされていることが、より上の欲求へ進む前提となる。
例)お腹がすいた、何か食べたい
②安全の欲求
→ ⓵が満たされることで、安全や安心に目がいくことになります。
例)体に良い物がいい
③社会的欲求
→ ①②が満たされることで、家族や組織といった集団に属したいと思うようになります。
例)皆から高評価されているもの、人気の店舗
④承認の欲求
→ ①②③が満たされることで、属した組織で評価されたい、能力を認められたいといった気持ちが芽生えてきます。
例)SNS投稿で「いいね」が欲しい
⑤自己実現の欲求
→ ①②③④が全て満たされたとき、自分らしく生きたいといった自分にしか出来ないことを求めるようになる。
例)シェフとのつながり、裏メニュー、「いつもの」でオーダー出来るなど
これらを理解し、どうのように活かすのか?
次回に述べていきたいと思います。